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中古スマホをフリマアプリで買う時の注意点。良かった点・悪かった点を実体験を交えて紹介

中古スマホ フリマアプリ 注意点

こんにちは!管理人です。

中古スマホを購入しようと思った時、中古スマホ専門店、中古スマホを販売している家電量販店、ネットショップ、フリマアプリ等、様々な場所で購入することができます。特にネットショップやフリマアプリは品数も多く、チェックされている方も多いのではないかと思います。

管理人
管理人

管理人もフリマアプリでスマホを購入する機会があります。
最近では iPhone 12 Pro、Rakuten Hand 等フリマアプリで購入しました。

今回はフリマアプリ(メルカリ・ヤフオク・ラクマ等)で中古スマホを購入する場合の注意点・良かった点・悪かった点、管理人が実際に購入した実体験をお話ししたいと思います。

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中古スマホをフリマアプリで買う時の注意点

今回管理人が購入した中古スマホの場合、出品情報も充実しており、不明な点への回答も迅速にコメント・写真・動画を利用して対応していただきました。しかしすべての出品者がこのような対応をしてくれるものではなく、フリマアプリ全般に言える事でコメント等のやりとりを極力控えたいという出品者がいるのも実情だと感じます。

コメントで確認するのがめんどくさい、、、と煩わしい気持ちもわかります。

もちろん、コメントで不明点は確認すべきですが、最低限、確認しておきたいポイントを以下にまとめたいと思います。

中古スマホのIMEI(製造番号)を確認する

iPhone IMEI 製造番号 確認例
iPhone IMEI 製造番号 確認例

IMEIとはスマホの製造番号です。IMEIの確認は絶対必須です。

このIMEIを利用して、ネットワーク利用制限がかかっていないか確認する事ができます。

ネットワーク制限とは、不正に入手されたスマホが「振り込め詐欺」等の犯罪に利用されることを防止するため、キャリア(docomo・au・Softbank・楽天モバイル等)がスマホの通信を制限するもの。

例えば、フリマアプリ出品者が分割で購入した中古スマホを割賦契約中のまま出品、その中古スマホを購入したとします。この中古スマホは割賦の支払いが残っているためネットワーク利用制限が「△」になっています。ネットワーク利用制限が「△」の(割賦の支払いが残っている)状態で出品者が割賦支払いが滞り不履行となると、この中古スマホはネットワーク利用制限が「×」へと変わります。「×」になると4G・5G等の通信ができなくなりますので注意が必要です。

2021年12月現在では、ネットワーク利用制限が「△」「×」のスマホの出品をガイドラインで違反としているフリマアプリも増えてきています。

フリマアプリで中古スマホを購入する場合は、安心材料としてネットワーク利用制限が「◯」のものを選びましょう。出品者がIMEIを記載していない場合は必ずコメントで聞きましょう。

IMEI番号がわかったら、NTTドコモ・au(UQモバイル)・ソフトバンク(ワイモバイル)・楽天モバイル・mineoはそれぞれの公式サイトでネットワーク利用制限を確認する事ができます。

公式サイトのURL・IMEI番号の入力方法など、詳しくは以下の記事で解説していますので合わせてご確認ください。

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その中古スマホ、本当にSIMフリー?なの?

Softbank iPhone SEに docomo系のSIMを挿入している図
Softbank iPhone SEに docomo系のSIMを挿入している図

タイトルや検索タグにSIMフリーと記載されている場合があります。

SIMフリーとは、例えばauで購入した中古スマホをSIMフリー化した場合には、docomo・softbank・Y!mobileなどの他のキャリアのSIMが使えるようになります(対応バンドにより使えない場合もあります)。

「SIMフリー化」はキャリアの店頭またはオンラインで手続きをしなければならない場合があります(主に2021年10月1日以前に発売されたスマホが対象)

このSIMフリー化の手続きをしていない状態のままでSIMフリーと記載し出品している商品もありました。また、そもそもSIMフリー化できない機種(iPhone5S、iPhone6など)をSIMフリーと言っている商品もありました。

SIMフリー化されているかどうかはIMEIのようにWEBサイト上でチェックする事ができません。そのため次のような形で出品者から情報を聞き出すのが良いと思います。

例:auで契約したiPhone7 SIMフリーとして出品されていた場合
  • auでSIMフリー手続きをした画面のスクショを見せてもらう
  • docomoやsoftbankのSIMを入れて動作確認している写真を見せてもらう

(スクショを保存している人は少ないかもしれませんが)この2つと出品者の説明文やコメントをよく確認して、確信が持てた場合にのみ購入を検討しましょう。少しでも不安要素があれば購入は控えるのが無難だと思います。

中古スマホの価格は相場価格に近い?

購入を検討している中古スマホの相場価格も重要です。

フリマアプリで中古スマホを探す理由として、正規のショップで買うよりも安いものが入手できる可能性があるからではないでしょうか。管理人はまさにそれです。

例えば管理人が購入したiPhone7 32GB au SIMロック解除済の場合、2017年12月頃の相場は50,000円程でした(新品をapple storeでSIMフリーを購入すると65,000円程)。

この相場価格はメルカリ・ヤフオク・中古スマホ専門店を調べるとおおよその相場はわかります。

相場価格よりも安すぎる場合は怪しいと思って間違いありません。逆に相場価格より高い場合もありますので注意してください。

その中古スマホは動作するのか

これは言うまでもなく当たり前のことかもしれませんが、動作している写真や動画のない中古スマホは購入を控えましょう。

例えば商品写真が1枚しかなく、画面も真っ黒、(さらに文章も少ない)という感じの出品です。

出品作業は面倒な作業でしょう。購入してもらう人に見せるとはいえ、さまざまな角度から写真を撮影して、商品コメントも丁寧に書くなんて、面倒な作業と思います。しかし、その面倒という部分が見える出品者から購入するのは私は不安なため購入を控えます。

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スマホについたタバコ臭やペット臭など匂いはないか

中古スマホで気になる所として、スマホ本体に染み付いてしまったタバコ臭やペット臭などの生活臭がないかどうか。

管理人はフリマアプリに限らず中古スマホを様々な所で購入していますが、タバコ臭がついたスマホを購入してしまったことがあります。スマホを風通しのいい所に置いてみたり、掃除したり、アルコール除菌してみたり、色々と試みましたが、こべりついた匂いはなかなか落ちません。

フリマアプリのプロフィールに「喫煙者」「ペットあり」などの記載をされている事がありますが、購入後に匂いの事でトラブルを避けるために記載されているのでしょう。

タバコ臭やペット臭などの生活臭がついたスマホを購入したくない場合は、出品者のプロフィールを確認、プロフィールに記載がなければ「喫煙者」「ペットあり」かどうか確認してみることが重要です。

SIMカード(eSIM)が入っていないスマホかどうか

スマホに入っているSIMカードは通信会社が契約者に貸与している物品で、契約を終了したSIMカードは返却または破棄することが一般的です。

フリマアプリに出品されている中古スマホの中にはSIMカードが入ったまま出品されている場合があります。

SIMカードには電話番号を含む個人情報が書き込まれています。

フリマ大手のメルカリでは、2022年8月1日(月)よりSIMカード(eSIM含む)の出品を禁止すると発表しています。

中古スマホは初期化されて出品されていることが前提とはなりますが、初期化する際に eSIM の情報が削除されない場合があります。

eSIM 対応機種の場合は、eSIMを使用していたかどうか、eSIMの情報を削除した上で初期化しているかどうかを確認する必要があります。

フリマアプリの出品商品説明欄に eSIM 削除済みのように記載があるか確認します。

中古 iPhone を購入する時に注意すること

iPhone を利用する時は Apple ID で iCloud にログインして紐づけて利用しますが、出品されている iPhone が iCloud からログアウトされている(アクティベーションロック解除済である)事と初期化(工場出荷時の状態にリセット)されている事を確認する必要があります。

iCloud からログアウトされないまま(アクティベーションロック状態)の iPhone を購入してしまうと、自分の Apple ID で iCloud にログインすることができず使用することができません。

フリマアプリで中古 iPhone を購入する場合は、アクティベーションロック解除済み・初期化済みと記載されているか注意深く出品商品説明欄を確認します。

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中古 Android を購入する時に注意すること

Android のスマホを利用する時は Google アカウントでログインして利用しますが、出品されている Android スマホ が Google アカウントからログアウトされている事と初期化(工場出荷時の状態にリセット)されている事とおサイフケータイが初期化(リセット・利用状況を未利用)されている事を確認する必要があります。

Google アカウントからログアウトされないままの Android スマホ を購入してしまうと、自分の Google アカウントでログインすることができず使用することができません。

また、おサイフケータイの利用状況が使用中のままの場合はおサイフケータイが利用できません。

フリマアプリで中古 Android スマホを購入する場合は、Google アカウントからログアウト済み、おサイフケータイ初期化済み(利用状況:未使用、メモリ:0等)・初期化済みと記載されているか注意深く出品商品説明欄を確認します。

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中古スマホを買う時のチェックリスト

ここまで、中古スマホを購入時の注意点について書いてきましたが、簡単なチェックリストを準備しましたので、購入時の参考にご確認ください。

中古スマホを買う時のチェックリスト
  • IMEI(製造番号)(記載のない場合は問い合わせる)
  • ネットワーク利用制限「◯」かどうか
  • SIMロック解除済みかどうか
  • 相場より安すぎないか?高すぎないか?
  • 起動するかどうか・不具合がないかどうか
  • タバコ臭・ペット臭などの生活臭が染み付いていないか
  • SIMカード(eSIM)が入っていないスマホかどうか
  • アクティベーションロック解除済み・初期化済みかどうか( iPhone の場合)
  • Google アカウントからログアウト済み、おサイフケータイ初期化済み(利用状況:未使用、メモリ:0等)・初期化済みかどうか( Android の場合)

管理人がフリマアプリで購入した中古スマホ

例に取り上げる中古スマホは、2017年頃にメルカリで購入したiPhone 7、2021年頃にPayPayフリマで購入したiPhone 12 Pro、良かった点・悪かった点など書いてみたいと思います。

良かった点(メリット)

メルカリで購入した iPhone 7 はauで契約・SIMロック解除済み・ネットワーク利用制限「◯」の商品でした。

出品当初にはIMEIの記載がなかったので、コメントで確認をしたところすぐにIMEIの写真をアップしてくれました。IMEIをネットワーク利用制限で調べると「◯」の状態。また、SIMフリーについてもdocomoのSIMで動作確認している画像だったので間違いないと判断しました。

購入の決め手になったのは、iPhone 7 (SIMフリー)の相場価格に近い(50,000程 ※2017年12月頃)、高級なブランドレザーケース付(約15,000円)、本体に目立つ傷がない美品、というところです。この高級ケース、2017年に購入して以来、2021年12月現在でもiPhone8、第2世代 iPhone SEと受け継がれて長期に愛用するものとなっています。

PayPayフリマで購入した iPhone 12 Pro はApple Storeで購入されたものということでSIMロック解除の不要なSIMフリー端末。ネットワーク利用制限をチェックするためのIMEIもきちんと掲載。商品説明も丁寧に記載されていました。

購入の決め手になったのは、iPhone 12 Pro (SIMフリー)の相場価格に近い(88,000程 ※2021年11月頃)、apple care+に加入されている、本体に目立つ傷がない美品、というところです。

2つに共通しているのは、相場より少し安い上にブランドのスマホケースやapplecare+がついているなど、引き継げるものがあった点です。中古品ですので、個人差はあると思いますが、管理人はお得感を感じました。

悪かった点(デメリット)

今回の例にあげた取引は満足のいくものですので、悪かった点は特にありません。

強いて言うと、iPhone 7を購入した時にIMEIの記載がなかったのでコメントで聞く必要があった事、iPhone 12 Proについてはカメラ機能を重視したかったため、カメラレンズ付近の傷がないかコメントを行いました。

コメントを送るとこの取引の方々は快く必要な情報をアップしていただけました。PayPayフリマに至っては動画のアップロードができますので、動画でわざわざ本体の状態を見せてくださるなど、悪かった点じゃなくて良かった点の話になってますが(笑)

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こういう中古スマホ購入をやめたほうがいい

ここまで読んでいただいた人は管理人がフリマアプリで中古スマホを購入する時にどういう部分に気をつけているか、ある程度イメージができたと思います。

中古スマホを買う時のチェックリストと重複している内容ですが改めて記載すると、以下に該当する中古スマホの出品は購入をやめたほうが無難だと思います。

こういう中古スマホは購入しない
  • IMEIの記載がない、教えてくれない
  • 根拠なしにSIMフリーと書いている
  • 購入端末の相場価格から安すぎる(高すぎる)
  • 起動している写真が一枚もない
  • 説明文が少なすぎる
  • コメントへの返信がない(曖昧な返事)
  • 過去のコメントがすべて削除されている
  • Apple ID および Google アカウントでログインされているままのスマホ
  • 初期化されていないスマホ

2017年にはあったかどうか不明ですが、2021年にはメルカリやヤフオクでは割賦契約中のスマホ・ネットワーク利用制限がかかっているスマホの販売はガイドラインの規約違反とされています。そのため、IMEIの記載が必須といっても過言ではありません。

最近、Twitterで見る機会がありましたが、紛失物(拾ったもの)をそのまま出品する人もいるとかいないとか。怖い世の中ですが、インターネットが手軽になった反面、盗難品が出品されるケースもあり得るのだと改めて中古品の購入に対する危険性を感じました。自分は大丈夫だと思わないように。

拾ったものを出品するというのは稀なケースかも(もしかしたら多いのかも…)しれませんが、中古スマホは入手経路が不明なものも存在しますので、化粧箱のないスマホ、箱と本体のIMEI番号の違うものは注意したほうがよいかもしれません。

中古スマホの購入は不安要素があるまま進むとトラブルに遭い後悔する可能性もありますので、今回記載した内容はあくまでも一例となりますが、参考にしていただけますと幸いです。

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ネットワーク利用制限△のスマホを買ってしまった失敗談

今回紹介したスマホ(iPhone 7 や iPhone 12 Pro)の他にもフリマアプリでスマホを購入した経験があるのですが、ネットワーク利用制限の確認を怠ってしまい「ネットワーク利用制限△」の状態のスマホを買ってしまったことがあります。

本記事で「中古スマホを買う時のチェックリスト」を作成しましたが、その中に「相場より安すぎないか?」と書いておきながらも管理人は実際に相場より安い価格のスマホを見つけて買ったときに何度か失敗をしてしまいました(汗)。

頭ではわかっていても「この出品は大丈夫かも」とか「欲しかったスマホが安く手に入るチャンス!」という心理が働くのも事実。

コメントが多く寄せられている出品ほど競争が激しいため、早く購入しなければ在庫がなくなると言う心理も働きます。このような状態になってしまうとフリマアプリでの失敗も起こりやすくなります。

管理人の失敗談について別記事で記載しています。フリマアプリでスマホの購入に失敗したくない場合の参考にご覧ください。

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