こんにちは!サブ管理人です。
iPhoneシリーズの中でも、コンパクトなサイズが好きなので、iPhone6、iPhone8、iPhone SEシリーズがお気に入りのサブ管理人なのですが、今はiPhone12を使っています。
しかしやはり気になってしまったiPhone SE第3世代!ついに中古スマホ販売店イオシスで購入しました!その時の記事はこちらです。
iPhone SE第2世代に比べて第3世代はどう変わったのか、サブ管理人が特に気になったのはカメラ機能で「写真のスマートHDR 4」「フォトグラフスタイル」「Deep Fusion」が第3世代で加わっていることです。
以前管理人が iPhone SE 第3世代と iPhone SE 第2世代のスペックを比較した記事がありますので、こちらもご参照ください。
iPhone SE 第3世代のカメラ機能
第3世代では背面カメラ・フロントカメラ共に「写真のスマートHDR 4」「フォトグラフスタイル 」「Deep Fusion」がついています。どういうことなのだろうと調べてみたところ、Apple公式のプレスリリース2022年3月9日の記事に「A15 Bionicが実現する新しいカメラ体験」の中で説明がされていました。
「A15 Bionicが実現する新しいカメラ体験」
Apple公式 プレスリリース2022年3月9日
iPhone SEは、A15 Bionicによって実現するまったく新しいカメラシステムを搭載し、スマートHDR 4、フォトグラフスタイル、Deep Fusion、ポートレートモードなどの素晴らしいコンピュテーショナルフォトグラフィの利点をもたらす12メガピクセル、ƒ/1.8の絞り値の広角カメラを搭載しています。iPhone 13 ProとiPhone 13で登場したスマートHDR 4は、賢いセグメンテーションによって被写体と背景の色、コントラスト、ノイズにそれぞれ異なる調整を適用します。これにより、難しい光の状況でも被写体の顔を適切な明るさにすることができ、同じ写真に写っている人々を、光や一人ひとりのスキントーンに合わせて最適化された調整によって個別にレンダリングします。フォトグラフスタイルで、ユーザーはAppleのマルチフレーム画像処理の利点を活かしつつ、自分の写真の好みをすべての画像に適用することができます。標準の設定や自分好みの設定はすべてのシーンや被写体に対して機能し、単純なフィルタとは違って写真の別々の部分に適切な調整を行いながら賢く適用されるため、スキントーンなどの写真の重要な要素が保たれます。Deep Fusionは高度な機械学習機能を使って、写真のあらゆる部分をピクセル単位で処理し、質感、細部、ノイズを最適化します。A15 Bionicの画像信号プロセッサは、より的確なホワイトバランスとより実物に近いスキントーンにより、特に明るさが足りない場面でも、ノイズを低減して大幅に向上したビデオを提供します。
iPhone SE 第3世代にはiPhone 13シリーズと同じA15 Bionicが搭載されていることで、カメラシステムもiPhone SE 第2世代より進化していることが分かります。
このプレスリリースの中で「フォトグラフスタイル」がユーザー側で好みの設定をできるということを知ったのです。
これは試してみたいと思い、家の中で被写体は羊毛フェルトで「フォトグラフスタイル」撮影してみたことをご紹介します。
iPhone SE 第3世代で「フォトグラフスタイル」を試してみた
では早速iPhone SE 第3世代の写真アプリを立ち上げ「フォトグラフスタイル」で撮影してみます。
「写真」の上部にある「∧」マークをタップ → 下にでてきた四角が3枚並んだようなマークをタップ


すると「標準」「スワイプしてカメラをカスタマイズします」と表示されます。画面をスライドさせると「標準」→「リッチなコントラスト」→「鮮やか」→「暖かい」→「冷たい」と5パターンで撮影することができます。スライドを逆にすると逆に戻っていきます。

フォトグラフスタイル「標準」で撮影
「標準」で撮影は他の設定にくらべて「トーン」や「暖かみ」の設定は出ずに、そのままシャッターボタンを押します。

フォトグラフスタイル「リッチなコントラスト」で撮影
「トーン:-50」「暖かみ:0」が初期設定になっています。初期設定のまま撮影すると、色が濃いような暗い印象があります。


フォトグラフスタイル「鮮やか」で撮影
「トーン:50」「暖かみ:0」が初期設定になっています。さきほどの「リッチなコントラスト」に比べると色の差がきれいにはっきり見え、影が薄くなっています。


フォトグラフスタイル「暖かい」で撮影
「トーン:0」「暖かみ:50」が初期設定になっています。暖かいの言葉のイメージ通り、蛍光灯の暖色と同じイメージの橙色がかった雰囲気になります。


フォトグラフスタイル「冷たい」で撮影
「トーン:0」「暖かみ:-50」が初期設定になっています。こちらも言葉のイメージ通り、クールな感じで、蛍光灯の青色のようなブルーがかった雰囲気になります。


フォトグラフスタイルの「トーン」「暖かみ」カスタマイズとリセット
全てのパターンで「トーン」「暖かみ」は、数値とメモリ部分をスライドするとお好みでカスタマイズ可能です。
カスタマイズ後リセットするには、メモリの横にある丸矢印①をクリックするとリセット②が表示されますので、そこをタップするとそれぞれの設定の初期値に戻ります。

好みのフォトグラフスタイルをカメラに初期設定する
フォトグラフスタイルの5種類「標準」「リッチなコントラスト」「鮮やか」「暖かい」「冷たい」の設定は、毎回カメラを起動した時に好みの設定ですぐに撮影できるように、iPhone本体で初期設定できます。
iPhone SE第3世代の「設定」→「カメラ」→ 写真撮影「フォトグラフスタイル」で設定します。

iPhoneの設定からフォトグラフスタイルを「”標準”を使用」を選んでから、写真アプリを立ち上げて「∧」マークをタップすると「標準」に設定されています。


同様に「”リッチなコントラスト”を使用」を選んでから、写真アプリを立ち上げて「∧」マークをタップすると「リッチなコントラスト」に既に設定されています。


同様に「”鮮やか”を使用」を選んでから、写真アプリを立ち上げて「∧」マークをタップすると「鮮やか」に既に設定されています。


好みのスタイルが定着してきた場合や、同じ設定でしばらく利用したい場合など、カメラ起動する度に設定を変えなくても素早く撮影できますね。
フォトグラフスタイルを試してみた感想
被写体が羊毛フェルト人形なので、肌感とか繊細なものまでは表現できなかったものの、トーンが変わるのは分かりやすいと思いました。外で風景を撮影したりしてみると、またイメージ異なりそうです。
フォトグラフスタイルはフロントカメラでも利用できるので、自撮り写真の時も調整できます。(自撮り写真は自粛します!)
人を撮影すると、光の具合で顔が暗く写ったりするので、フォトグラフスタイルで少し補正できたら、イメージに近いものを撮影することができるかもしれません。いずれにしても画面を見ながら操作でき、操作したときの画面に見えるプレビューのまま撮影できることは、撮り直しの作業がなくなるのではないかなと思えます。
次回、天気がいいときに外の風景もフォトグラフスタイルで撮影してみて、また追記したいと思います。
青空の下、フォトグラフスタイルを試してみた(2022年5月1日追記)
お天気がよかったので、沼津御用邸へお散歩がてら行って、iPhone SE 第3世代のフォトグラフスタイルを自然光の下、試し撮りしてみました。
標準、リッチなコントラスト、鮮やか、暖かい、冷たいの順番に撮影しましたが、緑の色や道の色が異なっていて、雰囲気が変わるなという印象です。





次に、それぞれの設定で「トーン」と「暖かみ」の数値をお好みでカスタマイズ可能なので、小さな花を被写体に試してみました。
一例で「鮮やか」設定の「暖かみ」の数値を変更してみたものをご紹介します。
「鮮やか」のデフォルト設定では「トーン:50」「暖かみ:0」になっています。
「トーン」を50から下げていくと自動的に「鮮やか」設定から「リッチなコントラスト」設定に変わりましたので「鮮やか」設定のままで「暖かみ」の数値を上げたり下げたりしてみました。
「暖かみ」を100に上げるとかなりオレンジ色っぽくなります。逆に-100に下げると青っぽくなりました。



指先でメモリをスライドさせてるだけて設定を細かく変えることができ、ちょっと設定変えるとイメージが変わるのは、表現の方法の幅が広がりそうです。

サブ管理人はいろいろ撮影しているうちに混乱しそうでしたが、時が経つのを忘れるほど夢中になっていました♪
フォトグラフスタイルをどの設定で撮影したのか写真から確認する方法
フォトグラフスタイルの設定を何で撮影したか分からなくなった場合は、写真アプリに保存されている写真から確認ができます。
iPhoneの写真アプリで見たい写真1枚を選び、下にある「 i 」をタップすると、撮影した機種、カメラアプリの設定、撮影場所など詳細を見ることができます。
例えば下記の写真では「Apple iPhone SE(3rd generation)・Back Camera・リッチなコントラスト・沼津市内」で撮影したことが表示内容から分かります。

フォトグラフスタイルでいろいろ撮影した後は、写真アプリで確認もできるので、気軽にいろんな設定を試してみて、後からゆっくり好みのスタイルを選ぶことができるのも便利だと思います。
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