こんにちは！サブ管理人です。
2023年6月24日（土）午後に開かれた「 IIJmio meeting #34 オンライン」に参加しました。
コロナ禍に入ってからオンラインで開催されている IIJmio meeting 、オンラインならではの気軽さで参加している方も多かったのではないでしょうか。
IIJmio では 2022年10月25日 にオンラインイベントなどを配信するためのスタジオを東京飯田橋本社で新設されていますが、そのスタジオからの配信でした。
今回の IIJmio meeting #34 配信中にスタジオの紹介コーナーもあり、本格的かつ規模の大きさにわくわくしました。
IIJmio では YouTube に公式チャンネルもあり、世の中のニーズにあわせてさまざまな形でサービス内容や使い方などの紹介をしているので、このスタジオからの配信等含めてこれからも楽しみです。
さて、今回の IIJmio meeting #34 の内容はこちら！
- IIJmio Updates
- 改善活動の取り組み
- eSIMの動向
- バリーくんとMVNOの運用
- フリートーク（ Q & A ）
IIJmio のサービス近況報告・スマホ発売記念キャンペーンについて
最初は司会もかねて、広報担当の堂前氏による前説 & IIJmio Updates のセッションです。
前説では、現状のドコモ回線がつながりにくい問題について。
IIJmio ではドコモ回線と au 回線の取り扱いがありますので、今回の問題の影響は避けられません。
しかし問題発生箇所がドコモの基地局施設周辺でのことであると、MVNO の IIJmio 側ではどうにもならないこともあり、2023年夏に向けてドコモが問題を改修中である結果を待つしかないといった状況の説明がありました。
サブ管理人も IIJmio ギガプランのタイプDを使っているのでドコモ回線です。
日頃 Wi-Fi 環境がメインのため、つながりにくいといったことを感じてはいないのですが、影響がある方もいらっしゃるので、早めに改修されることを期待したいです。
IIJmio Updates では IIJmio の近況についてです。
前回2022年9月に開催された IIJmio meeting #33 以降、IIJmio のサービスにどのような変化があったのでしょうか。
月額料金そのままでギガ増量されたプランが2種類
ここ最近の IIJmio のサービス変更（改善）といえば、2023年4月1日からギガプランのうち4ギガ→5ギガ、8ギガ→10ギガに月額料金そのままで増量されましたね。
月額料金変わらずでデータ増量されたプランが2種類あることは、ユーザーにとっても心強いニュースだったのではないでしょうか。
増量に伴い、既存のサービス「データシェア機能」と「データプレゼント機能」の紹介がされていました。
確かにデータ増量されると余ってしまう場合も出てきますので、同一 mio ID 間で分け合えたり、プレゼントできる機能がアプリから使うことができると便利そうです。
「データ増量されたけど、ここのところ余りがちだな、でも娘はいつもギリギリまでデータ使ってるから、シェアしてあげよう！」とか「（音声SIMとデータSIMの2枚利用の場合）音声SIM の方はデータ余ってるけど、データSIMの方が今月ちょっと足りないからちょっと移そう」なんていうシーンも想像できますね。
ギガプランで音声eSIM（タイプA）のサービスが開始され運用中！
ギガプランで音声eSIM（タイプA）のサービスが2022年10月25日からスタートしていること、国内通話アプリ「みおふぉんダイアルアプリ」が2023年3月末日で廃止されたことなどの紹介もありました。
ユーザーからすると、復習のような感覚ですが、音声eSIM が MVNO の IIJmio でサービス開始したときのドキドキ感を思い出しました。
サブ管理人は音声SIM タイプDを利用中なので、いつか音声eSIM に変更ができたらいいなあ・・
※現時点では電話番号そのままで、SIMカード⇄eSIMの相互変更は不可、契約し直しとなってしまいます。
みおふぉんダイアルアプリ廃止でかけ放題も簡単発信に！
みおふぉんダイアルアプリは、電話番号の前に「プレフィックス番号」を付与して発信できるアプリでした。
みおふぉんダイアルアプリから発信することでオプションのかけ放題が適用されていましたが、プレフィックス番号付与が自動化されたことで 2023年3 月31日でみおふぉんダイアルアプリも廃止されました。
これにより、かけ放題オプションを利用していたユーザーは、スマホの標準電話アプリで簡単発信ができるようになりました。
ただし、国際電話では通話料金を安くするためにプレフィックス番号を付けて発信することが必要です。
現在 iPhone では「プレフィックス番号」を付与して発信できるアプリ「IIJmio 国際電話」がありますが、Android 用のアプリは今後登場することになります。
以前、みおふぉんダイアルアプリが不要となったことについて、サブ管理人が記載した記事もあります。
「マイナンバーカードのスマホ用電子証明搭載サービス」を使うならスマホの初期化時に注意しよう
マイナンバーカードを持ち歩く代わりにスマホひとつでできる「スマホ用電子証明搭載サービス」があります。
現在は Android の対応機種のみで利用することができます。
IIJmio の対応機種、IIJmio オンラインショップで販売されているスマホも該当するスマホがあります。
一度スマホで「スマホ用電子証明搭載サービス」を利用すると、修理や下取りなどスマホを手放す際には、初期化だけでなく必ずマイナポータルアプリで失効手続きを行う必要があるという紹介でした。
これはデジタル庁でも案内している大事なことなので、スマホの機種変更などのときには注意したいことですね。
以前「スマホ用電子証明書」について管理人が記事を書いていますので、参考になれれば幸いです。
IIJmio 公式 YouTube チャンネルで新しく配信される動画サービスのこと
IIJmio には公式 YouTube チャンネルが既にあり、いろいろ配信されています。
今後、ねずみのキャラクター「みおさん」とネコのキャラクター「シムさん」を使って新しいコンテンツも配信していくとのこと。
格安SIM他社から乗り換え方法など、初心者向けのコンテンツなど配信予定とのことで、今後も楽しみですね。
動画で IIJmio への乗り換え方法の解説があると、人に勧めやすいなあと思います。
IIJmio オンラインストアで新販売されたスマホが期間限定キャンペーンに！
IIJmio オンランストアで 2023年6月16日に「 motorola moto g53J 5G 」が、6月22日に「 OPPO Reno9 A 」が新発売されました。
発売と同時に7月3日までは発売記念キャンペーンになっています！
MNP乗り換えの場合のキャンペーンもありますが、ユーザーにとってうれしいキャンペーンがあるのが注目点です。
「Reno9 A 発売記念キャンペーン」は、IIJmio ユーザーが、キャンペーン期間中に OPPO Reno9 A を購入すると3,000円分の選べる e-GIFT 券がプレゼントされ、さらに過去に IIJmio で OPPO のスマホを買ったことがある場合には7,500円分の選べる e-GIFT 券がプレゼントされます。
「moto g53j 5G 発売記念キャンペーン」は、IIJmio ユーザーが、キャンペーン期間中に moto g53j 5G を購入すると、最大5,000円分の選べる e-GIFT 券がプレゼントされます。
詳しくは IIJmio 公式サイトのキャンペーンページを要チェックです！
MNP乗り換えの場合は、同時期開催で初期費用割引キャンペーンもありますよ〜
IIJmio の顧客満足度向上のための改善活動ってどんなこと？
次は IIJmio の亀井氏が担当で顧客満足度向上とサービス改善の取り組みについてのセッションでした。
顧客（利用者）のサービス信頼、愛着を計測する指標として NPS（ Net Promoter Score ）を導入し、数値化することで満足度が足りない部分をサービスとしてどのように充填させていくのか、実際に改善活動を行なっているという紹介でした。
顧客からのアンケート結果、サポートセンターに届いた顧客からの声（ VOC = Voice Of Customer )をレポート化して社内共有するとこから始まる改善への道すじ。
課題をどうやって改善していくのか、満足度の低い部分を高くするためにはどう改善するのか、数値化することでどこの担当がどのように改善するか具体的な改善案を出して実行していくそうです。
実際にそのようにして改善案を提供したり、サービスの見直しをすることにより、問い合わせが減ったということもあるそう。
サブ管理人も IIJmio の公式サイトで特にサポート案内のページは、どんどん見やすくなっている印象があります。
これ、どうすんの？といったときにサイトのよくある質問や〇〇ガイドのページをみて納得することも多いです。
また、チャットボットも使うことがあるのですが、有人サポートにもつながりやすいので、安心感があります。
IIJmio の公式サイトをみていると画面に登場するチャットボットの SIMくん。
SIM くんはページによって、呼びかけてくる内容が違うときがあるんですよ。
改善活動の取り組みの一環として他にも、YouTube での動画配信サービスも行っていたり、通話料が契約者負担になるナビダイアルではなく、WEBによる無料通話の仕組みもあります。
動画だと流れがわかりやすいので、よくある質問でひとつずつ探さなくてもいいメリットがありますね。
契約者が利用できる WEBによる無料通話は My IIJmio アプリからお問い合わせ窓口に進むと「無料通話（インターネット通話）によるお問い合わせ」の箇所があります。
ナビダイアルとは異なり、問い合わせによる通話料が無料になることもユーザーにとってはうれしいサービスです。
他には mio ひかりの開通工事日程調整が WEB でできるようになったことについても紹介されていました。
ユーザーからの問い合わせが多い今後の課題として、MNP ワンストップ化も注視しつつ MNP 番号の即日発行、現在はできない SIMカード⇄ eSIM の変更なども改善に取り組み中であることも案内されました。
今後の IIJmio のサービス改善も期待したいです！
eSIMの動向は？米の eSIM オンリー iPhone 14 の動きから日本の未来も視野に
IIJmio の佐々木氏から IIJmio の eSIM についてのセッションです。
最初に SIMカードとはなにか、eSIM とはなにかについて端的に説明があり、その中で eSIM の実物を見ることができたのです（画面越しですが）。
バリーくんのおでこに乗せられて eSIM が登場！
意外と SIM そのまんまなんだというのが正直な感想です（笑）
あとで IIJmio meeting #34 の YouTube のリンクも貼っておきますので、ぜひ見てみてください〜
国内の携帯電話事業者として、端末を限定しない eSIM を初めて提供したのが IIJ です。
2019年7月にライトスタートプランでデータ通信のみからスタートし、最近では音声 eSIM をギガプランのタイプA（au回線）で 2022年10月に提供開始した歴史があります。
データ通信のみの eSIM であれば IIJ が運用する基盤で提供できますが、データ通信 + 音声 + SMSとなると、現状では MNO（現在は KDDI のみ）の基盤を使うことになっているとのこと。
現状は不可能であっても、今後 IIJ が運用する基盤で出来るようになったら、すごいことなのかもしれませんね。
eSIM の今後の話では専門的な用語がいろいろ出てきましたが、個人利用としての eSIM がもっと使いやすくなるように、総務省の政策的な取り組みも含めて開発中であるということでした（これは IIJmio だけに限った話ではないです）。
eSIM のクイック転送は対応した iPhone のみで、通信事業者も現在では au、NTTドコモ、楽天モバイルに限られているので、将来的に MVNO の IIJmio でもできるようになったらうれしいですし、iPhone と Android でもできたら、もっと eSIM 普及率もあがるかもしれませんね〜
- Apple 公式 | eSIM クイック転送に対応している通信事業者
また、eSIM に必要な本人確認の手段として、現在は eKYC が主流です。
eKYC による本人確認は面倒であってもなぜ必要なのかという説明もありました。
特殊詐欺などあまりに悪用されることが多いからというのが大きな理由です。
携帯電話の本人確認強化について警察庁が検討中であることが2023年4月に報道されました。
今後、規制強化がどう進むかについては方向性などが決まり次第、適宜 IIJmio でもニュース配信するとのことです。
最後に iPhone と今後の eSIM についてのお話も。
iPhone 14 / 14 Plus はアメリカでは eSIM オンリーの機種として発売されました。
iPhone 15 ではヨーロッパも追随するのではという噂もあり、eSIM 対応できない場合は MVNO としても危機感を持たざるを得ないことなども話題にあがりました。
日本では eSIM のみの iPhone が発売されるのではといった危機感がまだない状況ですが、iPhone の最新機種情報により大きく変わっていくことも今後考えられるといった締めくくりでした。
大人気！システムエンジニアの助っ人「バリーくん」は現場でどのように活躍しているのか
ここからは IIJmio のカン氏とバリーくんのぬいぐるみが登場。
バリーくんは IIJmio の企業イメージキャラクターの印象がありますが、社内で運用されているシステムのキャラクターです。
Barry（バリー）というのは、IIJmio 社内でトラブルに対応するために使っている「エスカレーション業務」を支援するための IIJ 独自の障害対応用システムです。
そのシステムの中で社員が使うスタンプのキャラクターとしてバリーくんが活躍しています。
カン氏から IIJmio では 365日24時間のサポート体制で、トラブルがあった際にはいかに速やかに対応するのか、トラブル発生時から解決までの「エスカレーション業務」のフローについてとても具体的に説明がありました。
カン氏の説明がリアルで・・・かなり引き込まれました。
現場が大変な業務であることは予想がつきますが、やはり夜中に叩き起こされること、担当でなくても対応せざるを得ないこと、頑張って解決できたところで社内の誰も労ってくれないこと・・・コミュニケーションが少し足りないところで人のストレスって溜まりがちですよね。
そんな時にバリーくんのスタンプが活躍してくれているので、エンジニアのスタッフからも大人気のキャラクターとのことです。
バリーくんはかわいくて人気のあまり？！LINEスタンプも販売されています。
カン氏のセッションを聞いてから、あらためてLINEスタンプを見ると、IIJmio のエンジニアさんたちの切実な気持ちがより身に沁みて・・・。スタンプひとつひとつに思いが込められていると感じました。
ちなみに、バリーくんはセントバーナード犬がモデルになっているとか！
トラブルによりアラート発生の予感がすると、耳の裏からオゾン臭がするとか・・・。
誕生日は「2月13日」、身長は「キーキャップ3個分」、住んでいるところは「みんなのキーボードの上」だそうです。
IIJmio のバリーくんは管理人もサブ管理人も大好きで、好きすぎて趣味の羊毛フェルトでファンアートとして作ってしまったくらいです。
羊毛フェルトでバリーくんを作ってみたことの記事もありますので、よかったら見てみて下さいね♪
フリートーク Q & A で聞いてみよ〜
最後は、視聴者からの質問に答えていく Q & A コーナー。
IIJmio meeting #34 が開催中に Twitter で募られていた質問に対して、今回のセッション担当の方々が答えてくれるコーナーです。
いろんな質問があり、聞いているだけでも楽しかったです。
サブ管理人も1つ質問しましたよ。
（eSIM の）プロファイル、アクティベーションコード、端末番号、どういう関係なのか知りたいです。全部紐づいているのか、紐づくから機種変更など移行が難しいのか。。。もしよかったら、教えてほしいです。
プロファイル、アクティベーションコードは1対1で紐づくもの。アクティベーションコード1つにプロファイル1つが必須（複数できてしまうとクローン SIM となってしまう・・！）。
端末番号（ EID 番号）はドコモだけが紐付けすると規定がありますが、特にプロファイル、アクティベーションコード1対に端末番号の紐付けは必須ではないということでした。
※後で今回の IIJmio meeting #34 オンラインの YouTube リンクを貼っておきますが、サブ管理人が質問した内容について答えてもらっている部分は 3:13:46 あたりです。
たくさんある質問と時間があまりない中、わかりやすく説明してもらえて、うれしかったです！
IIJmio meeting では参加者からのフランクな質問に対しても答えてくれるので、最後まで参加していると難しい話だけではなく、クスッと笑える話もあるので楽しいです。
IIJmio meeting #34 オンライン に参加した感想
IIJmio meeting #34 オンラインでは、IIJmio の最近の動向から、顧客満足度向上のための改善活動、eSIM の説明と将来の話、IIJmio 社内のトラブル対応エスカレーション業務の話など盛りだくさん。
最後のフリートークまで、あっという間の3時間半でした。
去年からみおふぉんダイアルアプリが国内通話では廃止（不要）となったこと、音声 eSIM がギガプランのタイプA でサービス提供開始されたこと、ギガプランの一部で月額料金そのままでデータ容量アップしたこと・・・さまざまなサービス改善がありました。
サービス改善は他にもあり、そのことにより2022年度には IIJmio では4つの顧客満足度調査で1位に選ばれるほどに。
IIJmio の顧客満足度アップにむけてのサービス改善は、顧客の声などの調査から始まり、eSIM 開発など将来を見据えた技術的な面、トラブル時の対応業務など、今回のセッション全てが絡んで実現していっているのだと思いました。
バリーくんの活躍で社内のコミュニケーションが円滑になると、ユーザーにもより迅速でよいサービスとして反映されていくことを感じることもできました。
おでこに eSIM を乗せたバリーくんのぬいぐるみはめちゃくちゃかわいかったです。
今回の IIJmio meeting #34 オンラインの最後に、堂前氏からキーワードをもらえました。
オンラインミーテイングについてのアンケートに答えて、最後にキーワードを書き込むとプレゼントがあるとのこと。
プレゼントの内容は、全員にコークオンのドリンク券1枚、抽選で新発売キャンペーン対象になっているスマホ「motorola moto g53J 5G」「OPPO Reno9 A」2種類と「Redmi Note 10T」のいずれかプレゼント（計3名）、抽選でバリーくんのぬいぐるみプレゼント（2名）の3本立て！
スマホ当選も嬉しいけど、バリーくんのぬいぐるみが当選するとうれしいなあ。家宝にするぅ〜。
オンラインミーテイングの後は ZOOM でのオフトーク会もあったので、参加してみました（缶チューハイで乾杯からスタート）！
視聴者参加型の会で、オンラインミーテイング中に話せなかったことなど、おもしろい話が盛りだくさんでした。
次回はオフトーク会も含めて、オンラインではなくリアルミーティング が開催されるとうれしいです！
今回の IIJmio meeting #34 オンラインの様子は YouTube で見ることができます。
動画にも登場している IIJmio meeting 34 発表資料は「IIJのエンジニアによる公式blog (てくろぐ=tech・blog)」で公開されています。
「Reno9 A 発売記念キャンペーン」「moto g53j 5G 発売記念キャンペーン」については IIJmio 公式サイトでもチェックしてみて下さい！
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