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知らない間や間違いで緊急通報?!警察や消防センターから電話がきたらどうしたいい?

スマホ 緊急通報 間違い

こんにちは!サブ管理人です。

みなさんはお住まいの市役所公式LINEアカウントをフォローしていたりしますか?

サブ管理人は在住の沼津市公式LINEアカウントをフォローしています。

見逃しても問題あるものでもないのですが、お知らせや広報情報などが入ってきますので活用しています。

大体は文字や写真での内容なのですが、今回かわいいイラストのパンフレットの画像が入ってきたので、とても目を惹きました。

沼津市公式LINEメッセージ「駿東伊豆消防本部 通信司令課」
サブ管理人
サブ管理人

沼津市はアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台になったところなので、コラボ系のものはよく目にするのですが、今回はまた別のがっつりかわいい画だったのでなんや?と反応してしまいました。

キャラクターの名前は「めんだこ めめちゃん」とロゴが入っています。駿河湾にも生息する深海生物のメンダコは、サブ管理人も大好きな生き物のひとつです(めっちゃかわいいのです!)。

そのメンダコをモチーフにされているデザインにますます興味津々で内容を読んでみたところ、その内容は沼津市だけではなく、スマホユーザーなら誰にとっても大切なお知らせでもありましたので今回記事にしてみました。

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緊急通報が知らない間に?!

内容は沼津市も管轄内に入っています「駿東伊豆消防本部 通信司令課」からのお知らせで「119番間違い通報」というタイトルです。

緊急通報とスマホの関係の話は以前にIIJmioのオンラインミーティングイベントやニュース記事などでも目にする機会があり、その際に知ったことのひとつは110番通報や119番通報をすると、管轄の警察や消防から折り返しの電話があるということです。

最近、その折り返し電話に出ない場合が増えていて、警察や消防が出動したものの「連絡が取れない」ことにとても困惑されているそうなのです。

その原因として考えられるのが「本人が知らないうちにスマホで緊急通報してしまっている」こと。

緊急通報により出動しても連絡がつかないと困るのは目に見えていますし、ものすごく心配をかけてしまう上にその他の本当に必要な人に手が届かなくなってしまうことになるのです。

サブ管理人
サブ管理人

これはえらいこっちゃ!と思いました。

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知らない間に緊急通報してしまうパターン

スマホにはiPhone、Androidに関わらず本体のロック解除しなくても緊急通報が出来る設定があり、だいたいは初期設定でオンになっています。

そもそもサブ管理人も今回のお知らせを見るまではそんな設定の存在は知っていたけれど、詳しくは知りませんでした。

例えばAndroidの場合はロック解除しなくても電源ボタンを素早く5回連打すると緊急通報出来るようになっていますし、iPhoneもロック解除できなくてもロック解除画面の下に「緊急」と表示が出るようになっています。

iPhone緊急通話ボタン
iPhone画面
Android デモ画面・緊急通報電源ボタン5回タップ
Android画面
※画像はデモ画面を使っています

その設定により知らぬ間に緊急通報してしまうパターンとして考えられるのは、カバンやポケットの中で当たってしまう場合や、緊急通報機能のあるスマートウォッチに衝撃があった場合などが挙げられます。

カバンの中で本やノート等少し固めの物の角が当たってしまう場合、ポケットの中だと椅子に座ったり電車内で手すりや壁にもたれたりした場合に作動してしまうことは十分考えられます。

スマートウォッチの場合は転倒や転落してしまった場合に、その衝撃から緊急通報する設定になっていると、実際そのような場面では非常に役立つものの、スマートウォッチをどこかにぶつけてしまった場合などの衝撃から作動してしまうことも考えられることです。

小さいお子さんが知らない間にさわってしまうこともあり得ることと考えられます。

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知らない間や間違って緊急通報してしまった場合の対処法

緊急通報設定はスマホの便利な機能なので利用したいですし、いざとなったら救われることもあると思うものの、万が一誤作動により緊急通報してしいまった場合はどうしたらいいのでしょうか。

その答えも「駿東伊豆消防本部 通信司令課」からのお知らせとして記載がありました。

もし、知らない内に119番通報していた場合、消防司令センターから呼び返し後に折り返しの電話があります。
その際「間違えました。」とお伝えください。
間違えて119番通報した場合も同じです。

駿東伊豆消防本部 通信司令課 「119番間違い通報」

万が一、心当たりもないのに消防司令センターから着信があった場合は、知らない間にスマホから緊急通報してしまっている場合があるため無視をせず、電話に出るもしくは出られなかったら必ずこちらから電話を入れて間違いであったことをきちんと伝えることが大事なのです。

知らない電話番号からの着信は不審に思うものでもありますので、インターネットで着信のあった電話番号を調べて確認してみたり、お住まいの市区町村では消防指令センターや緊急通報センター等の電話番号を公表されていないかをご自身で調べて、スマホに登録しておくのもいいかもしれません。

連絡がつかないまま放置しておくと、消防本部では電話に出ることが出来ないほどのひどい状況になっていると想定した上で出動と捜索活動をされます。

参考

駿東伊豆消防本部 通信司令課 | 119番間違い通報

知らない間や間違って緊急通報してしまうのをスマホの設定で防ぐ方法

緊急通報したい場面は焦ってしまうだろうということで、暗証番号なしやボタンのみで通報できるようスマートフォンには設定されています。

そのことにより間違いや知らない間に通報してしまうことを防ぐ一つの選択肢として、その設定を外す方法があります。

※緊急通報設定をオフにすることを決しておすすめしている内容ではありません。

iPhone(アイフォーン)の緊急通報設定

iPhoneの緊急通報設定を確認してみます。

iPhoneの設定画面で「緊急SOS」をタップします。

iPhoneの設定画面から緊急SOS

iPhoneを利用して緊急通報する方法とその設定画面になります。

iPhoneから緊急通報する方法は「長押しして通報」と「5回押して通報」の2つあります。

iPhone 緊急SOS 長押しして通報

iPhone 緊急SOS設定 長押しして通報

iPhoneのサイドボタンと音量ボタンのいずれかを同時に長押しすると画面に「スライドで電源オフ」「メディカルID」「緊急SOS」の選択肢が出ます。

その画面が出てもそのまま2つのボタンを長押し続けると、カウントダウンが開始され警報が鳴り、カウントダウン終了後にiPhoneから緊急時サービスに自動発信されます。その設定をオン・オフにすることが出来ます。

iPhone の iOS16.3 へのアップデートで長押しして通報の仕様が変わりました。そのことは後述しております。

iPhone 緊急SOS 5回押しして通報

iPhone 緊急SOS設定 5回押して通報

iPhoneのサイドボタンを5回素早くクリックすると、カウントダウンが開始され警報が鳴り、カウントダウン終了後にiPhoneから緊急時サービスに自動発信されます。

その設定をオン・オフにすることが出来ます。

「カウントダウンで音を出す」という設定もあります。上記2つの方法で設定した際、カウントダウン中に警告音が出ます。その設定をオン・オフにすることが出来ます。

iPhone 緊急SOS設定 カウントダウンで音を出す

※iPhoneの設定から緊急SOS画面へ進むと以上の説明があります。実際に試したことはありませんのでご了承下さい。
※緊急通報する方法について詳しく書かれてありますので、ご自身でよくお考えの上オン・オフを選んで下さい。

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Android(アンドロイド)の緊急通報設定

Androidの緊急通報設定を確認してみます。

設定アプリから「緊急情報と緊急通報」をタップし「緊急SOS」をタップします。

Android 設定「緊急情報と緊急通報」
Android 設定「緊急SOS」

Androidで緊急通報する方法とその設定画面が出ます。

「緊急SOSの使用」でオン・オフにすることでその設定を変えることが出来ます。

Android「緊急SOS」設定画面

Androidで緊急通報をする場合は電源ボタンをすばやく5回以上押すこととあります。

「アラーム音を鳴らす」もオン・オフの設定ができます。これは緊急SOSが開始されると大きな音が鳴る設定です。

Android「アラーム音を鳴らす」設定

緊急SOSの使用をオンにし、電源ボタンをすばやく5回以上押すと、5秒間のカウントダウンが始まります。その間に画面下にある「キャンセル」をスライドすることで、キャンセルが出来ます。

以下の画面は「デモを試す」ボタンをタップして確認した画面となります。

Android デモ画面 緊急SOS通報 カウントダウン中
※画像はデモ画面を使っています

キャンセルをせずそのまま5秒経つと、通報・共有・録画が自動的に開始となります。

Android デモ画面 緊急SOS通報 カウントダウン後に起きること
※画像はデモ画面を使っています

自動的に開始される通報・共有・録画の設定は変えることができます。

「緊急SOS」画面に「緊急事態の共有(通報と共有の設定)」「録画の設定」にそれぞれあります。

  • 緊急事態の共有(通報と共有の設定)
    連絡先に登録してあるリスト内から緊急連絡先を選びます。緊急時に位置情報やその他の情報を共有することが出来る設定です。
  • 録画の設定
    緊急動画の撮影を行い、自動共有(共有者・共有先は緊急事態の共有で行うことが出来ます)をする設定が出来ます。

※Androidの機種により画面の内容が異なる場合があります。
記事内ではPixel 6aを使用しています。

※共有する際のプライバシーの取り扱いや録画中のスマホの作動のことなどは細かい規定などがありますので、画面の説明などもよく読んだ上でご自身の判断にて設定を行なって下さい。

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119番間違い通報とスマホの緊急通報設定のことを知って

緊急通報のお世話にならずに元気で過ごせる日々がありがたいとも思いますし、警察や消防の方々への尊敬と感謝の念を改めてかみしめました。

ご迷惑をかけてしまうことがないようにしたいですし、かといっていざという時には役立つスマホの設定でもありますので、スマホの使い方、緊急通報を知らぬ間や間違いでしてしまった場合の対処方法について知ることが出来てよかったです。

もしかすると市区町村により対応が異なる場合がありますので、ご自身でお住まいの市区町村から同じようなお知らせが出ていないか等、調べてみてはいかがでしょうか。

家族や知り合いにも共有したいと思った内容でしたので、今回記事に致しました。

もしも知らぬ間にや、間違って緊急通報してしまい、折り返しの連絡があった場合は「間違えました」と必ずお伝えすることが大事なことです。

iPhone iOS16.3 にアップデートで誤作動防止

2023年1月24日、iPhone のソフトウェアアップデートに「iOS16.3」が表示されていました。

セキュリティーアップデートや新しい壁紙の追加、その他の問題が改善されているという内容です。

その中でも「緊急SOSで意図しない緊急通報を防ぐために、サイドボタンと、上下どちらかの音量ボタンを長押ししてから放す操作が必要」という機能が追加されました。

スマホには暗証番号や生体認証(指紋・顔)等でロックを解除せずに緊急通報可能な機能があります。

iPhone の場合(バージョンにもよりますが)サイドボタンと、上下どちらかの音量ボタンを長押しすることで緊急通報が可能です。

しかしカバンの中で物があたってしまっている場合も含めて、本人が意図せず緊急通報してしまう場合があります。

そのため上記ではスマホの設定アプリから緊急通報の設定を変更することで、ボタンの長押しで緊急通報をする機能をオフにする方法があることをご紹介しました。

今回 iOS16.3 のアップデートにより、iPhone のロック解除なして緊急通報する場合は、サイドボタンと上下どちらかの音量ボタンを「長押しして通報」から「長押ししてから放して通報」に変わりました。

これはカバンの中などでノートやポーチなどがスマホのボタンに当たってしまう状態が続くことで、意図せず緊急通報されることを回避するアップデートとなります。

また「カウントダウンで音を出す」という緊急SOS機能で緊急通報へ発信する前のカウントダウン時に警告音が出る機能がなくなりました。

iOS16.3ではその代わりに「目立たない形で通報」というボタンになりました。緊急SOS機能で緊急電話発信中は警報とフラッシュが作動しないようにすることを選ぶことができます。デフォルトでこの機能はオフになっています。

iPhone iOS16.2 緊急SOS 長押しして通報 カウントダウンで音を出す
iOS16.2
iPhone iOS16.3 緊急SOS 長押ししてから放して通報 目立たない形で通報
iOS16.3

スマホの便利な機能により、トラブルに繋がることがあったとしても、このようにOSがアップデートされることで回避策が出てくる場合もあります。

アップデートの内容を理解しつつ、スマホをアップデートし、自分なりに設定をしていくことも大切だなと改めて思いました。

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