こんにちは!管理人です。
au の副回線サービスが発表されましたが、ソフトバンクもプレスリリースにて副回線サービスを発表しました。
管理人は先に au の副回線サービスを確認し、その後にソフトバンクの副回線サービスを確認しましたが、サービスの仕様はほぼ同等の内容です。
このサービスが提供される背景には 2022年7月に KDDI が起こした大規模障害が背景にあり、主な利用シーンは通信障害や災害時を想定したものですが、副回線サービスの用途はこれに限らずソフトバンク回線がつながりにくい時にも利用することができます。
月額429円(税込)でオプションとして提供予定です。
ソフトバンクの対象プランを利用中の場合に申し込みができるサービスで、最大のメリットは他社の通信会社を契約しなくてもソフトバンク以外の回線(今回は au 回線)を利用できることです。
これから始まるサービスですので詳細がわからないこともありますが、月額429円(税込)はありなのか?面倒でも他社を契約したほうがいいのか?実際のところどうなのでしょうね。
月額429円(税込)以下の料金プランも合わせて確認してみて、管理人なりに思うことを書いてみたいと思います。
ちなみに au の副回線サービスについては以下の記事にてまとめています。本記事と似たようなことを記載していますが、参考にご覧ください。
ソフトバンク の副回線サービスについて
ソフトバンクは 2023年3月27日(月)のプレスリリースにて、auの回線に切り替えて通信を利用できる副回線サービスを提供すると案内しました。
ソフトバンク の副回線サービスの申し込み開始日は 2023年4月12日(水)で、ソフトバンクの対象プランを利用中の場合に申し込みが可能です。
au は 2023年3月29日(水) から申し込みを受付しますので、比較するとサービスインの時期が少し遅い事がわかります。
ソフトバンクの副回線サービスは USIMカードは提供されず eSIM にて提供されますので、eSIM に対応している機種で利用可能ということになります。
ソフトバンクを利用中の人で副回線サービスに興味がある場合は、ご自身の使っている機種が eSIMに対応しているかの確認は必須でしょう。
eSIM の設定の完了とともにサービスを利用開始できるものと思いますが、一部対象外の機種があるとされています。
詳しくは 2023年4月12日(水) 以降にサービスの全容が案内されることと思います。
記事作成(2023年3月28日)時点で決定している月額基本料、国内通話料、国内SMS、データ容量、通信速度は以下の通りです。
月額基本料 | 429円(税込) |
国内通話料 | 22円(税込)/ 30秒 |
国内SMS | 送信:3.3円(税込)/通 (全角70文字まで) 受信:無料 |
データ容量 | 500MB/月 |
通信速度 | 送受信最大300kbps |
SIM発行形式 | eSIM |
500MB のデータが使用できて月額 429円(税込)。
通信速度が送受信ともに最大 300kbps となり、500MB 超過後は速度制限が入り 128kbps となる仕様です。
国内通話や SMS の料金も一般的な価格で、これらの仕様は au と同等です。

管理人は先に au の副回線サービスを確認しましたが、ソフトバンクの副回線サービスも足並みを揃えてきたイメージですね。
大きな違いは au はSIMカードまたは eSIM の発行を行いますが、ソフトバンクは eSIM のみを発行する点です。
eSIM に対応していない機種を使っている場合は使えませんので注意が必要ですね。
上記は個人の場合の仕様となりますので、法人向けの仕様が知りたい場合は参考情報をご参照ください。
- “ソフトバンク”、au回線が利用可能な「副回線サービス」を4月12日に提供開始~デュアルSIMによりau回線を副回線として利用可能に~ | 企業・IR | ソフトバンク
- 副回線サービス | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンク以外の通信会社の料金プランを副回線に使う
ソフトバンクの副回線サービスではなく別の通信会社の料金プランを副回線として利用する場合で、かつ月額429円(税込)の予算に収まる料金プランは、povo 2.0 ベースプラン、mineo のマイそく スーパーライト(最大32kbps)、日本通信の合理的シンプル290プランが思いつきます。

HISモバイルの 自由自在290 プラン(1GB) は1ヶ月のデータ使用料が100MB以下の場合は290円(税込)※となりますが、通常価格が月額 429円(税込)を超えていますので、今回の候補からは除外しています。
※電話リレーサービス料・ユニバーサルサービス料は考慮していません。
副回線の選択肢(1)povo 2.0 ベースプラン
povo 2.0 ベースプランは音声通話に対応していて基本料金 0円!必要な時に必要なギガを購入するスマホ料金プランです。
povo 2.0 のギガはトッピングにて購入しますが、ギガトッピングには 1GB / 3GB / 20 GB 〜などの決まったギガもありますが、1日中データを無制限で使える「データ使い放題(24時間)」というトッピングもあります。
以下にご紹介する「mineo のマイそく スーパーライト(最大32kbps)」や「日本通信の合理的シンプル290プラン」は契約時に事務手数料が必要ですが、povo 2.0 は基本的には事務手数料が無料です(一部例外があり)。
一点、注意する点としては、基本料無料のまま6ヶ月以上など一定期間内にトッピングの購入がない場合は回線を停止される可能性がありますので、定期的にトッピングの購入をしなければなりません。
注意する点はあるにしても、基本料が無料という点と必要な時にトッピングでギガを購入すれば良いという点において、ソフトバンクの通信障害・災害時の備えの回線としては最適なのではないかと個人的には思います。
副回線の選択肢(2)マイそく スーパーライト(最大32kbps)
mineo のマイそく スーパーライト(最大32kbps)は音声通話対応 SIM でデータ無制限ですが、データ通信の通信速度が 32kbps という超低速プランです。
32kbps とは、テキストチャットはできてもそれ以外のデータ通信はほぼ不可能と思っても良いような通信速度です。
おサイフケータイや ID などの非接触決済は可能ですが、QRコード決済は使い物にならないと思っておいた方がよいでしょう。
通信速度に癖ありの料金プランですが、音声通話はしっかりと使えます。
mineo のマイそく スーパーライト(最大32kbps)はドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線の3キャリアから選ぶ事ができますので、ドコモ回線または au 回線を選んでおくと、ソフトバンク通信障害・災害時の備えの回線に適しています。
月額429円(税込)以上の予算を出しても良いという場合は、mineo のマイそく ライト(最大300kbps)という スーパーライト の一つ上位のプランを選んでも良いかもしれません。
mineo のマイそく ライト(最大300kbps)でしたら、ソフトバンクの副回線サービスと同等の通信速度 300kbps が利用可能です。
マイそくライトはスーパーライトもライトもどちらも通信速度が遅い料金プランなのか・・・と印象がついてしまいますが、通信速度が遅いというデメリットを解消すべく、mineo のマイそくシリーズには24時間データ使い放題となるオプションも安価で用意されています。
24時間データ使い放題のオプションを上手に利用することでソフトバンクの通信障害・災害時の備えの回線としては選択肢に入れてみても良いかもしれません。
副回線の選択肢(3)合理的シンプル290プラン
日本通信の合理的シンプル290プランは使えるデータ容量が 1GB の料金プランです。
1GBまでの利用であれば速度制限もありませんが、1GB を超えると速度制限が入ります。
速度制限が入ってしまった場合、有料となりますが 1GB 単位でデータを追加できますので、ギガ不足という場合のフォローも用意されています。
合理的シンプル290プランは音声通話に対応しており、回線はドコモ回線となりますので、ソフトバンクの通信障害・災害時の備えの回線としては適しているかもしれません。
他の通信会社を選ぶのが面倒な人はソフトバンクの副回線サービス
ソフトバンクの副回線サービスの最大のメリットは他の通信会社を契約しなくても au 回線が利用できることです。
ソフトバンクの副回線サービスはオプションとして提供されますので、他の通信会社を契約する必要がありません。
ソフトバンク以外の通信会社で契約するのは面倒(契約を増やしたくない・クレジットカード情報を他社に提供したくない)という人にとっては最適なデュアルSIMサービスとなるかもしれません。
参考に月額429円(税込)以下の料金プランの一部を掲載
他で契約するのが面倒という人にあえておすすめするものでもないですが、管理人は同じような値段であればよりよく使えるサービスを選びたくなります。

先ほどと重複する部分もありますが、月額429円(税込)あれば、このような料金プランがあるよという参考までに。
当ブログのスマホ料金プラン比較ページから、基本料金 429円(税込)以下 の条件に合う大手キャリア・格安SIMなどの料金プランを表示します。
当ブログの スマホ料金プラン比較 ページでは、上記で表示した条件以外の料金プランも掲載しています。通信費の見直しの参考にご活用いただきましたら幸いです。

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