新規契約・他社から乗り換え(MNP)契約時に必要となる初期費用は格安SIM各社により異なります。
初期費用は、契約事務手数料のみが必要な場合、契約事務手数料とSIMカード発行手数料が必要な場合があります。
また、料金プランによって契約事務手数料が必要な場合、無料となる場合があります。
当ブログでは、格安SIM各社の初期費用(契約事務手数料とSIMカード発行手数料)をそれぞれまとめています。
さらには初期費用が無料となるキャンペーンの有無、割引となるキャンペーンが開催されていないかも合わせてまとめています。
この記事では、格安SIM各社の初期費用と初期費用が無料または割引となるキャンペーンについて調べた記事へのリンクを掲載します。
格安SIM(MVNO)の初期費用
格安SIMと呼ばれるMVNO(仮想移動体通信事業者)は多数ありますが、当ブログで注目している格安SIMを数社ピックアップして各社の初期費用についてまとめました。
当記事で取り扱う格安SIMは以下の通りです。
OCNモバイルONE / mineo / IIJmio / BIGLOBEモバイル / イオンモバイル / NUROモバイル / LIBMO / HISモバイル / J:COMモバイル / 日本通信
また、MVNOではありませんが、大手キャリアの中でも格安の料金プランを提供しているということで、UQモバイルとワイモバイルの初期費用についても合わせてまとめています。
OCNモバイルONEの初期手数料・SIMカード手配料
- OCNモバイルONEの初期手数料
料金プラン 初期手数料 音声対応SIMカード
500MB〜10GB/月コース各3,300円(税込) SMS対応SIMカード
3〜10GB/月コース各3,300円(税込) データ通信専用SIMカード
3〜10GB/月コース各3,300円(税込) 2022年8月14日調べ
OCNモバイルONEでは上記の初期手数料に加えて、SIMカード手配料が必要となります。
- OCNモバイルONEのSIMカード手配料
料金プラン SIMカード手配料 音声対応SIMカード
500MB〜10GB/月コース各433.4円(税込) SMS対応SIMカード
3〜10GB/月コース各433.4円(税込) データ通信専用SIMカード
3〜10GB/月コース各433.4円(税込) 2022年8月14日調べ
格安SIMのOCNモバイルONEでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に初期手数料・SIMカード手配料がかかりますが、初期手数料が無料となるキャンペーンを開催している場合があります。
また、エントリーパッケージを購入することで初期手数料が無料となる場合もあります。
※SIMカード手配料は無料となることはありません。
詳しくは以下の記事でまとめています。
mineoの初期費用・SIMカード発行手数料
- mineoの初期費用(料金プラン別)
※Aプラン・Dプラン・Sプラン共通 料金プラン 初期費用 マイピタ 音声+データ通信
1〜20GB/月3,300円(税込) マイピタ データ通信
1〜20GB/月3,300円(税込) マイそく音声+データ通信
スタンダード / プレミアム / ライト / スーパーライト3,300円(税込) マイそく データ通信
スタンダード / プレミアム / ライト / スーパーライト3,300円(税込) 2022年8月8日調べ
mineoでは上記の初期費用に加えて、SIMカード発行手数料が必要となります。
- mineoのSIMカード発行手数料
※Aプラン・Dプラン・Sプラン共通 料金プラン SIMカード発行手数料 マイピタ 音声+データ通信
1〜20GB/月440円(税込) マイピタ データ通信
1〜20GB/月440円(税込) マイそく音声+データ通信
スタンダード / プレミアム / ライト / スーパーライト440円(税込) マイそく データ通信
スタンダード / プレミアム / ライト / スーパーライト440円(税込) 2022年8月8日調べ
格安SIMのmineoでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に初期費用・SIMカード発行手数料がかかりますが、mineo契約者が利用できる「ファンとく」や、新規や他社から乗り換え(MNP)の場合にも利用できるエントリーパッケージを利用することで初期費用を無料にできるサービスがあります。
※SIMカード発行手数料は無料となることはありません。
ファンとくやエントリーパッケージについて、初期費用が無料となるキャンペーンが開催されていないか、詳しくは以下の記事でまとめています。
IIJmioの初期費用・SIMカード発行手数料
IIJmio ギガプラン 初期費用
3,300円(税込)
※2023年12月1日調べ
IIJmioでは上記の初期費用に加えて、SIMカード発行手数料が必要となります。
IIJmio ギガプラン SIM発行手数料
SIMカード
タイプD(ドコモ回線):433.4円(税込)
タイプA(au回線):446.6円(税込)
eSIM
タイプD(ドコモ回線):433.4円(税込)
タイプA(au回線):220円(税込)
データeSIM(ドコモ網):220円(税込)
※2023年12月1日調べ
格安SIMのIIJmioでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に初期費用・SIMカード発行手数料がかかりますが、初期費用が割引となるキャンペーンを開催している場合があります。
※SIMカード発行手数料は無料となることはありません。
IIjmioの初期費用が割引となるキャンペーンについて、詳しくは以下の記事でまとめています。
BIGLOBEモバイルのプラン申込手数料・SIMカード準備料
- BIGLOBEモバイルのプラン申込手数料
※タイプA・タイプD 共通 料金プラン プラン申込手数料 音声通話SIM(電話+データ通信)
プランS(1ギガ)
プランR(3ギガ)
プランM(6ギガ)
12ギガ
20ギガ
30ギガ3,300円(税込) データプラン(データ通信のみ)
1ギガプラン
3ギガプラン
6ギガプラン
12ギガプラン
20ギガプラン
30ギガプラン3,300円(税込) 2022年12月4日調べ
BIGLOBEモバイルでは上記のプラン申込手数料に加えて、SIMカード準備料が必要となります。
- BIGLOBEモバイルのSIMカード準備料
※タイプA・タイプD 共通 料金プラン SIMカード準備料 音声通話SIM(電話+データ通信)
プランS(1ギガ)
プランR(3ギガ)
プランM(6ギガ)
12ギガ
20ギガ
30ギガ433円(税込) データプラン(データ通信のみ)
1ギガプラン
3ギガプラン
6ギガプラン
12ギガプラン
20ギガプラン
30ギガプラン433円(税込) 2022年12月4日調べ
イオンモバイルの初期費用
- イオンモバイルの初期費用(料金プラン別)
※ドコモ回線・au回線共通 料金プラン 初期費用 さいてきプラン
音声+データ通信 0.5〜10GB/月3,300円(税込) さいてきプランMORIMORI
音声+データ通信 20〜50GB/月3,300円(税込) 60歳以上限定 やさしいプラン
0.2GB〜8GB/月3,300円(税込) シェアプラン用
さいてきプラン
音声+データ通信 1〜10GB/月3,300円(税込) シェアプラン用
さいてきプランMORIMORI
音声+データ通信 20〜50GB/月3,300円(税込) シェアプラン用6
0歳以上限定 やさしいプラン
3GB〜8GB/月3,300円(税込) 2022年9月7日調べ
格安SIMのイオンモバイルでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に初期費用がかかりますが、初期費用相当またはそれ以上のWAONポイントがキャッシュバックされるキャンペーンを開催している場合があります。
他社から乗り換え(MNP)で申し込みをすることや、支払い設定をイオンカードにすることなどの条件がある場合が多いですが、キャンペーン内容や条件は都度イオンモバイル公式サイトで発表されています。
NUROモバイルの登録事務手数料・SIMカード準備料
- NUROモバイルの登録事務手数料(料金プラン別)
料金プラン 登録事務手数料 NEOプラン Lite
NEOプラン0円 VSプラン
VMプラン
VLプラン3,300円(税込) 2022年10月3日調べ
NUROモバイルでは上記の登録事務手数料に加えて、契約する料金プランによってはSIMカード準備料が必要となる場合があります。
- NUROモバイルのSIMカード準備料(料金プラン別)
料金プラン SIMカード準備料 NEOプラン Lite
NEOプラン0円 VSプラン
VMプラン
VLプラン440円(税込) 2022年10月3日調べ
格安SIMのNUROモバイルでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に料金プランにより初期費用がかかりますが、登録事務手数料が無料となるキャンペーンを開催している場合があります。
※SIMカード準備料は無料となることはありません。
NUROモバイルの登録事務手数料が割引となるキャンペーンについて、詳しくは以下の記事でまとめています。
LIBMOの契約事務手数料・SIM発行手数料
- LIBMOの契約事務手数料(料金プラン別)
料金プラン 契約事務手数料 なっとくプラン(ライト)
なっとくプラン(3GB)
なっとくプラン(8GB)
なっとくプラン(20GB)
なっとくプラン(30GB)3,300円(税込) ゴーゴープラン 3,300円(税込) 2022年9月30日調べ
LIBMOでは上記の契約事務手数料に加えて、SIM発行手数料が必要となります。
- LIBMOのSIM発行手数料(料金プラン別)
料金プラン SIM発行手数料 なっとくプラン(ライト)
なっとくプラン(3GB)
なっとくプラン(8GB)
なっとくプラン(20GB)
なっとくプラン(30GB)433円(税込) ゴーゴープラン 433円(税込) 2022年9月30日調べ
格安SIMのLIBMOでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に契約事務手数料とSIM発行手数料がかかりますが、登録事務手数料が無料となるキャンペーンを開催している場合があります。
また、Amazonなどで販売されているエントリーパッケージを購入することで契約事務手数料が無料となります。
※SIM発行手数料は無料となることはありません。
LIBMOの契約事務手数料が無料となるキャンペーン、エントリーパッケージについて、詳しくは以下の記事でまとめています。
HISモバイルの事務手数料
- HISモバイルの事務手数料(料金プラン別)
料金プラン 事務手数料 自由自在スーパープラン 3,300円(税込) 自由自在290プラン 3,300円(税込) ビタッ!プラン 3,300円(税込) データ定額440プラン 3,300円(税込) 2022年8月7日調べ、2023年7月7日更新
格安SIMのHISモバイルでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に契約事務手数料とSIM発行手数料がかかりますが、複数回線の契約で事務手数料相当額がキャッシュバックされるキャンペーンを開催している場合があります。
HISモバイルの事務手数料相当額がキャッシュバックされるキャンペーンについて、詳しくは以下の記事でまとめています。
J:COMモバイルの契約事務手数料
- J:COM モバイルの契約事務手数料(料金プラン別)
料金プラン 契約事務手数料 J:COM MOBILE Aプラン ST(5G/4GLTE)
1GB / 5GB / 10GB / 20GB3,300円(税込) 2022年12月1日調べ
格安SIMのJ:COMモバイルでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に契約事務手数料がかかりますが、WEB申込限定で契約事務手数料を無料とするキャンペーンを開催している場合があります。
J:COMモバイルの契約事務手数料が無料となるキャンペーンについて、詳しくは以下の記事でまとめています。
日本通信の初期手数料
- 日本通信SIMの初期手数料(料金プラン別)
料金プラン 初期手数料 合理的シンプル290プラン
合理的30GBプラン
合理的みんなのプラン
合理的かけほプラン3,300円(税込) Wスマートプラン 3,300円(税込) 2023年11月27日より合理的20GBプランは合理的30GBプランとなりました。
格安SIMの日本通信では新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に初期手数料がかかりますが、一部の料金プランにおいてはエントリーパッケージ利用することで初期手数料を気持ち程度抑えることが可能です。
日本通信のエントリーパッケージについては以下の記事でまとめています。
格安SIM(大手キャリアサブブランド)の初期費用
大手キャリアが手がける料金プランの中で、UQモバイル(KDDI)や ワイモバイル(ソフトバンク)も格安SIMと分類されるケースがあります。
MVNOと同じようにUQモバイルとワイモバイルの初期費用についても以下にまとめています。
UQモバイルの契約事務手数料
- UQモバイルの契約事務手数料
料金プラン 契約事務手数料 コミコミプラン 3,850円(税込) トクトクプラン 3,850円(税込) ミニミニプラン 3,850円(税込) 2023年6月1日調べ
UQモバイルでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に契約事務手数料がかかりますが、KDDIグループ(au・povo・UQモバイル間)での乗り換えの場合はキャンペーンが適用となり契約事務手数料が無料となる場合があります。
以下の記事ではUQモバイルの契約事務手数料が無料となる場合についてまとめています。
UQモバイルへの新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時の初期費用を無料にする方法を探されている場合は合わせてご確認ください。
ワイモバイルの契約事務手数料
- ワイモバイルの契約事務手数料
料金プラン 契約事務手数料 シンプル S/M/L 3,850円(税込) 2023年6月1日調べ
ワイモバイルでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に契約事務手数料がかかりますが、オンラインでの契約の場合や、ソフトバンクグループ(ソフトバンク・LINEMO等)からの乗り換えの場合はキャンペーンが適用となり契約事務手数料が無料となる場合があります。
以下の記事ではワイモバイルの契約事務手数料が無料となる場合についてまとめています。
ワイモバイルへの新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時の初期費用を無料にする方法を探されている場合は合わせてご確認ください。
格安SIM(大手キャリアオンラインブランド)の初期費用
ahamo の契約事務手数料
- ahamoの契約事務手数料
料金プラン 契約事務手数料 ahamo プラン 無料 2022年12月6日調べ
ahamo(アハモ)は NTTドコモのオンライン専用ブランドとして低料金にも関わらず使えるギガ(データ)が多い料金プランとして登場しました。
ahamo では新規契約時の契約事務手数料が無料で、NTTドコモからの料金プラン変更手数料も無料。NTTドコモ回線を利用したい人にとってはおすすめとも言える格安SIMです。
注意するポイントとして ahamo はオンラインで契約をしなければならない点です。ドコモショップでサポートを受ける場合には有償となる場合があります。
以下の記事では ahamo の初期費用(契約事務手数料)と有償となるサポートについて、調べた内容を共有致します。
povo 2.0 の契約事務手数料
- povo 2.0 の契約事務手数料
ベースプラン 無料※1 累計6回線目以降※2 3,850円(税込)※3/回線 2023年4月19日調べ
※1 当面の間は手数料がかからないとしていることから無料
※2 累計6回線目以降の事務手数料は2022年12月20日(火)以降の新規契約が対象
※3 2023年4月19日までは3,300円(税込)
povo 2.0 のベースプランでは新規契約や他社から乗り換え(MNP)での契約時に契約事務手数料がかかりますが、当面は手数料がかからないとされているため無料となっています。
しかしながら、2022年12月20日(火)以降は過去1年間において同一名義で累計6回線を契約する場合には初期費用として定められた契約事務手数料が必要となりました。
詳しくは以下の記事にてまとめています。
LINEMO の契約事務手数料
- LINEMOの契約事務手数料
料金プラン 契約事務手数料 ミニプラン 無料 スマホプラン 無料 2022年12月6日調べ
LINEMO では新規契約時の契約事務手数料が無料です。LINEアプリのトーク・音声通話・ビデオ電話などのデータ消費がゼロとなるLINEギガフリーを提供しています(LINEの一部の機能はLINEギガフリーの対象外)。
また、ソフトバンク回線を利用していますので、ソフトバンク回線に信頼がある人にとってはおすすめとも言える格安SIMです。
初期費用を抑えてお得に格安SIMを選ぶ
格安SIMに乗り換えようと考えた時に気になる初期費用について上記でまとめました。
格安SIM各社は時期にもよりますが初期費用を無料または割引するキャンペーンを開催している場合があります。
格安SIMの公式サイトでキャンペーン情報が開催されていないかこまめにチェックすることで、初期費用を抑えてお得に格安SIMに乗り換えができるかもしれません。
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