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SIM / eSIM の申込にマイナンバーカードを活用する動きが普及するか気になる

SIM (eSIM) マイナンバーカード 本人確認書類 申込

こんにちは!管理人です。

先日、NTTドコモは契約時の本人確認書類として健康保険証(健康保険被保険者証)等の取り扱いを終了すると案内し話題となりました。

実際に終了となるのは 2023年5月中旬を予定しているようです(NTTドコモの場合)。

紙の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードへの移行を進めようとする政策の中、それに合わせてくるかのようにこのような発表。

NTTドコモのお知らせには “契約者本人の意図せぬ不正な契約締結や不正利用等が増加している” と記載されていますので、本人確認をより厳格に実行しなければならないという点においては仕方がないことなのでしょう。

とはいえ、このようなタイミングで発表されてしまうと、どうもマイナンバーカードへの移行を進めたい国の思惑とも合致しているようにも感じます(先を読む経営判断とも言えますが)。

管理人
管理人

紙の健康保険証でも、ちゃんと本人を確認できればよいのでは?と思うのですが・・・、不正契約や不正利用に使われているとなると仕方ありませんね。

この発表の影響?としていち早く HISモバイル が健康保険証等の本人確認書類の取扱い終了についてのお知らせを発表しています。

NTTドコモがこのような発表をすることで、健康保険証が本人確認書類として使えないという流れが格安SIMにも広がっていくのではないかと思います。

一方で格安SIMのひとつである日本通信がマイナンバーカードを活用して本人確認をし、SIMカード(eSIM)の申込手続きをスピーディーに行うようなサービス(アプリ)を開始しています。

スマホ業界の申込でもマイナンバーカードを使う風潮が流行るのか気になるところです。

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SIM 申込時の本人確認書類として健康保険証が使えなくなる

冒頭で少し触れましたが、NTTドコモ(ahamo)は 2023年3月22日 に、HISモバイルは 2023年3月30日 に、本人確認書類として健康保険証等の取り扱いを終了するお知らせを発表しています。

健康保険証等とされていることから、健康保険証だけが本人確認書類として取り扱い終了となるのではありません。

NTTドコモでは健康保険証を含む28種の証明書が、HISモバイルでは健康保険証を含む4種の証明書が記載されています。

NTTドコモ 本人確認書類終了予定の書類
  • ひとり親家庭(母子家庭)等医療費受給者証
  • 福祉医療費受給者証
  • 遠隔地用健康保険被保険者証
  • 介護保険資格者証
  • 介護保険被保険者証
  • 学生用被保険者証(国民健康保険)
  • 共済組合員証
  • 健康管理手帳
  • 健康保険日雇特例保険者手帳
  • 健康保険被保険者証
  • 後期高齢者医療被保険者証
  • 公害医療手帳
  • 国民健康保険退職被保険者証
  • 国民健康保険被保険者証
  • (国民)健康保険高齢受給者証
  • 子ども医療費受給者証
  • 私立学校教職員共済加入者証
  • 児童扶養手当証書
  • 自衛官診療証
  • 重度障害者医療証
  • 障害者医療費受給者証
  • 心身障害者医療費受給者証
  • 身体障害者(居宅支援)居宅受給者証
  • 精神障害者医療費受給者証
  • 船員保険高齢受給者証
  • 船員保険被保険者証
  • 特別児童扶養手当証書
  • 乳幼児医療費受給者証((乳) 医療証)
HISモバイル 本人確認書類終了予定の書類
  • 被保険者証
  • 国家公務員共済組合員証
  • 地方公務員共済組合員証
  • 私立学校教職員共済加入者証

上記は各社のお知らせを確認して掲載しています(参考情報にリンクしています)。

HISモバイルが掲載している被保険者証には健康保険証(健康保険被保険者証)はもちろん含みますが、NTTドコモが掲載している遠隔地用健康保険被保険者証、介護保険被保険者証、学生用被保険者証、後期高齢者医療被保険者証、船員保険被保険者証を(おそらく)含むのでしょう。

それらを一括りとして「被保険者証」としているのかな?という印象です。

逆のパターンで、NTTドコモが掲載している共済組合員証には、HISモバイルが掲載している国家公務員共済組合員証、地方公務員共済組合員証を(おそらく)含むのでしょう。

各社に問い合わせをして確認をとったわけではありませんので「おそらく」と記載していますが、各社毎に記載方法は異なるものの、これらに該当する書類は本人確認書類としては今後使えなくなる可能性が高いということは覚えておいたほうがよさそうです。

NTTドコモでは 2023年5月中旬を、HISモバイルでは 2023年4月12日以降、本人確認書類として利用できなくなる予定です。

管理人
管理人

管理人が契約する時に提示する本人確認書類は運転免許証ですが、運転免許証以外にこんなにもたくさんの書類で受付していたのかというのも驚きです。

SIMカード(eSIM)やスマホを契約する時にこれらに該当する本人確認書類を利用していた人は注意が必要ですね。

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SIM カードの申込にマイナンバーカードを活用する動き

マイナンバーカードを活用した SIMカード(eSIM)の申し込みを受け付ける格安SIMが登場しています。

日本通信はマイナンバーカードを読み取って申し込みができる iPhone アプリを 2023年1月5日 に、Android アプリを 2023年3月1日 にリリースしています。

マイナンバーカードを活用した手続きの手順は以下の通りです。

日本通信アプリ マイナンバーカードによる手続きの手順
  1. 日本通信アプリをインストールする
  2. プランを選び、画面の指示に従って(日本通信IDの登録等)進める
  3. マイナンバーカードの署名用パスワードと券面事項入力補助用パスワードを入力する
  4. スマホでマイナンバーカードを読み取る
  5. マイナンバーカードから読み取った氏名、住所、生年月日、性別が自動入力され、その他必要事項を入力して申込完了

※2023年4月7日に確認した手順です。手順はアプリのバージョンアップ等により変更される場合があります。

マイナンバーカードを利用した申込の流れを記載しましたが、マイナンバーカードの読み取り時には設定した署名用パスワードと券面事項入力補助用パスワードが必要となるところがポイントです(詳しくは参考情報のリンク先をご確認ください)。

パスワードは所定の回数間違えるとロックがかかってしまうので、間違えないように注意が必要です。ロックがかかってしまった場合はマイナンバーカードを発行した市区町村でロック解除を行います。

管理人
管理人

日本通信の契約でマイナンバーカードを利用する際は、署名用パスワードと券面事項入力補助用パスワードの2つのパスワードを事前に準備すると安心ですね。

間違えないように慎重に入力・・・

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本人確認書類として健康保険証終了とマイナンバーカード開始

健康保険証等が本人確認書類として使えなくなると一部通信会社で案内を出している一方、マイナンバーカードで本人確認を行う格安SIMも登場しています。

大手通信会社(MNO)であるNTTドコモが情報を発信した影響は大きく、ドコモ回線を利用している格安SIM(MVNO)にとってもこのような流れは無視できないと思います。

記事執筆時点では、まだ情報を出していない au(KDDI)・ソフトバンク・格安SIMも同じように健康保険証等が本人確認書類として使えなくなると案内を進めるかもしれませんし、日本通信のようにマイナンバーカードによる本人確認の申込サービスを開始するかもしれません。

今回の記事では、NTTドコモ・HISモバイル・日本通信の動向を確認しましたが、紙の健康保険証が廃止されマイナンバーカードへ移行する政策の中、通信会社もこの影響を受けてサービスを変化させていくのか気になるところです。

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