au を展開する KDDI では、オンライン専用ブランド povo と サブブランド UQmobile(以下、UQモバイル)のスマホ料金プランを提供しています。
本ページでは povo 2.0 の ベースプラン と UQモバイル くりこしプランS / M / L + 5G を取り上げ、これらの料金プランを、初期事務手数料・SIM発行手数料・基本料金・30秒毎の通話料金・基本料金+5分かけ放題・基本料金+10分かけ放題・基本料金+完全かけ放題・データ容量の項目で比較します。
povo 2.0 と UQモバイル の料金プランを比較
当ページの比較はハローモバイルワールドで掲載しているのスマホ料金プラン比較ページの一部の情報を表示しています。より詳しい情報・グラフによる料金シミュレーションを確認する場合は「プランを確認する」ボタンを押下して料金プランの詳細をご確認ください。
povo 2.0 と くりこしプランS + 5G
くりこしプランS + 5G で使用できるデータ容量と同じ povo 2.0 のデータトッピングは 3GB で、povo 2.0 のデータトッピング 3GB の料金は 990円(税込)となります。
povo 2.0 は基本料が無料ですので、3GB のデータトッピングを1度購入した場合の月額料金は 990円(税込)となり、電話かけ放題を加えた場合でも UQモバイル の くりこしプランS + 5G と比較して月額料金は安く、その上使えるデータ容量は若干多くなることがわかります。
※データトッピングの価格は 2023年2月5日 に調べた価格です。
※データトッピングには有効期限があります。単純な月額比較とならない点はご容赦ください。
povo 2.0 と くりこしプランM + 5G
くりこしプランM + 5G で使用できるデータ容量に近い povo 2.0 のデータトッピングは 20GB で、povo 2.0 のデータトッピング 20GB の料金は 2,700円(税込)となります。
20GB のデータトッピングを1度購入した場合の月額料金は 2,700円(税込)となり、電話かけ放題を加えた場合でも UQモバイル の くりこしプランM + 5G と比較して僅差ですが月額料金は安くなることがわかります。
※データトッピングの価格は 2023年2月5日 に調べた価格です。
※データトッピングには有効期限があります。単純な月額比較とならない点はご容赦ください。
povo 2.0 と くりこしプランL + 5G
くりこしプランL + 5G で使用できるデータ容量に近い povo 2.0 のデータトッピングは 20GB で、povo 2.0 のデータトッピング 20GB の料金は 2,700円(税込)となります。
残りの 5GB を povo 2.0 でトッピングする場合は 3GB のデータトッピングを2度購入するなどが考えられますが、3GB / 990円 × 2 = 6GB / 1,980円(税込)となり、20GB / 2,700円(税込)+ 6GB / 1,980円(税込) = 26GB / 4,680円(税込)という金額になります。
くりこしプランL + 5G と全く同じデータ容量が使えるデータトッピングは(ページ作成日 2023年2月5日 時点では)ありませんので、比較するためにデータを買い増すと povo 2.0 の場合は割高になる可能性があります。

管理人
データトッピング 3GB を2度購入 + 20GB を1度購入するというのは平時の考え方ですが、povo 2.0 で開催されるキャンペーンによってはデータトッピング 3GB を2度購入する必要がない場合も考えられます。
例えば、2023年1月20 9:00 ~ 2023年2月20日 23:59 に開催されているデータトッピング 25% 増量キャンペーンを利用する場合であれば、20GBのトッピングを1度購入すれば くりこしプランL + 5G と同等の 25GB のデータ容量を使うことができます。
キャンペーンを上手に利用するとお得感が出るかもしれませんね!

サブ管理人
povo2.0 のトッピングは、24時間有効や30日間有効のものから180日間有効まで様々あります。
例えば、180日間有効で150GB使える12,980円(税込)を購入すると、30日間を1ヶ月として計算した場合、25GB / 月 約2,163円(税込)小数点以下切り捨て になります。
ただ、povo2.0 はトッピングを購入して使うシステムで前払いになるため、お得感はあるものの前払いはちょっと躊躇してしまうかもしれません。
※データトッピングの価格は 2023年2月5日 に調べた価格です。
※データトッピングには有効期限があります。単純な月額比較とならない点はご容赦ください。
povo 2.0 と UQモバイル の料金プランの違い
上記で povo 2.0 の ベースプラン と UQモバイル くりこしプランS / M / L + 5G の初期事務手数料・SIM発行手数料・基本料金・30秒毎の通話料金・基本料金+5分かけ放題・基本料金+10分かけ放題・基本料金+完全かけ放題・データ容量を比較し確認してきました。
これらのうち、両社ともSIM発行手数料は必要なく、30秒毎の通話料金についても同じ価格でしたが、それ以外については違いがありました。
それぞれの違いについて再度おさらいしたいと思います。
初期事務手数料の違い
povo 2.0 と UQモバイル では初期事務手数料が必要な点に違いがあります。
まず povo 2.0 の初期事務手数料について確認してみます。
povo 2.0 の契約事務手数料
ベースプラン | 無料※1 |
累計6回線目以降※2 | 3,850円(税込)※3/回線 |
2023年4月19日調べ
※1 当面の間は手数料がかからないとしていることから無料
※2 累計6回線目以降の事務手数料は2022年12月20日(火)以降の新規契約が対象
※3 2023年4月19日までは3,300円(税込)
過去1年以内に povo 2.0 を累計6回線以上契約する場合には3,850円(税込)/回線毎の初期事務手数料が必要ですが、一般的に1人1〜2台の所有ということであれば初期事務手数料は無料です。
一方 UQモバイル では初期事務手数料は3,850円(税込)が必要となります。
UQモバイルの契約事務手数料
料金プラン | 契約事務手数料 |
---|
コミコミプラン | 3,850円(税込) |
トクトクプラン | 3,850円(税込) |
ミニミニプラン | 3,850円(税込) |
2023年6月1日調べ
一部の条件を除き、povo 2.0 と UQモバイル では初期事務手数料が必要かどうかに違いがあることがわかります。
基本料金の違い
povo 2.0 は基本料金 0円 でデータ容量や通話かけ放題などのオプション(トッピング)を必要に応じてを購入するという今までにない斬新なスマホ料金プランです。
一方 UQモバイルは使えるデータ容量によって基本料金が決められていて、使えるデータ容量や基本料金から選べるスマホ料金プランです。
基本料金の有無は povo 2.0 と UQモバイル を比較検討する際には大きな違いであることがわかります。
電話かけ放題(5分・10分・完全かけ放題)の違い
povo 2.0 には電話かけ放題のトッピングとして5分以内のかけ放題と完全かけ放題の2種類が用意されています。
一方 UQモバイル には10分以内のかけ放題と完全かけ放題の2種類が用意されています。
5分・10分のかけ放題を重視する人にとっては、電話かけ放題のサービスの違いにより povo 2.0 を選ぶか UQモバイル を選ぶかの分かれ道となるかもしれません。
※電話かけ放題は 2023年2月5日 に調べた価格です。
※かけ放題の対象外となる通話もあります。詳しくは各社の公式サイトをご確認ください。
データ容量の違い
povo 2.0 は基本料金 0円 でデータ通信を利用することができますが、その場合のデータ通信速度は 128 kbps となります。
データ通信速度 128 kbps とは速度制限がかかった状況と捉えることができ、テキストチャットは可能な速度ですが、一般的なインターネットによるページの閲覧や動画視聴などを快適に利用したい場合はデータトッピングを購入して高速データ通信を利用することになります。
povo 2.0 のデータトッピングにはそれぞれ有効期限がありますので、有効期限内に有効に活用しなければもったいないと感じるかもしれません。
一方 UQモバイルの くりこしプランS / M / L + 5G は基本料金にそれぞれ決められたデータ容量が含まれていますので、その範囲であれば高速データ通信が可能です。また余ったデータを翌月に繰り越せる特徴もあります(繰り越せるデータ容量に上限あり)。
このように基本料金にデータ容量が含まれているか含まれていないか、データに有効期限があるか、繰り越しできるかの違いは大きな違いであることがわかります。
povo 2.0 と UQモバイル どっちがいいのか?

管理人
ここまで povo 2.0 の ベースプラン と UQモバイル くりこしプランS/M/L + 5G を比較して違いを確認してきましたが、povo 2.0 と UQモバイル ではどっちがいいのでしょうね。
参考に管理人の考えを記載していきたいと思います。
とにかくスマホ料金を安くしたいなら povo 2.0 がおすすめ
povo 2.0 は基本料金 0円 で必要に応じてデータ容量やかけ放題などのオプション(トッピング)を購入するスマホ料金プランです。
Wi-Fi 環境を上手に活用することで毎月のスマホ代を 0円 にすることも可能です(電話アプリによる通話をしない場合の話です)。
ただし、トッピングを全く購入しないと回線を利用停止される場合がありますので、毎月3GBのデータ容量のトッピングを購入したり、外出する時に1日データ使い放題のトッピングを購入するなど、定期的にトッピングを購入する必要はあります。
利用停止と聞くと少し不安に思いますが、トッピングの購入もネットショッピングと同じ様な感覚で povo 2.0 アプリから簡単に購入手続きが可能ですので、慣れてしまえばその不安はあっさりと解消するものと思います。
トッピングを購入する手間はあるものの、必要とする通信費のみを購入できるメリットは大きいため、とにかくスマホ料金を安くしたい場合は povo 2.0 はおすすめだと言えます。
スマホとセットで機種変更したい場合は UQモバイル がおすすめ
今使っているスマホを新しい機種に買い替えて機種変更をしたい場合におすすめなのは UQモバイル です。
UQモバイルでは店頭でもオンラインでもスマホと SIM をセットで販売してくれますので、スマホと SIM を別々に注文して「SIM がスマホに合わない!」という失敗をすることもなく安心です。
ちなみに povo 2.0 ではスマホは販売していませんので(ページ作成日 2023年2月5日 時点において)、povo 2.0 を契約する場合は povo 2.0 で使えるスマホを自分で準備する必要があります。
話を UQモバイル に戻しますが、UQモバイルオンラインショップでは他社から乗り換え(MNP)の場合に機種購入特典(キャンペーン)として割引の適用を受けることができます(キャンペーンは時期により異なります)。
スマホと SIM を別々に注文するのではなく、スマホと SIM をセットで注文したいという場合には割引を利用することでスマホをお得に購入することができる UQモバイル がおすすめであると言えます。
ネットでの注文(契約)が不安と言う場合に店頭を利用することができることも UQモバイル がおすすめであるポイントになります。
※オンラインと店頭ではキャンペーン内容は異なる場合があります。
\公式サイトをチェックする/
本ページでは、povo 2.0 の ベースプラン と UQモバイル くりこしプランS / M / L + 5G の初期事務手数料・SIM発行手数料・基本料金・30秒毎の通話料金・基本料金+5分かけ放題・基本料金+10分かけ放題・基本料金+完全かけ放題・データ容量の項目で比較してきました。
povo 2.0 の ベースプラン と UQモバイル くりこしプランS / M / L + 5G はこれらに限らずサービス内容に違いがありますので、より詳細な情報については povo 2.0 と UQモバイル の公式サイトをご確認ください。
数多くあるスマートフォンの料金プランを比較することができます。データ容量の指定・料金が安い順、ギガが多い順など条件を指定して比較することも可能です。
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